3月、春うららかな宮崎にやってきました!気温は20度を超え、上着無しでも快適な陽気です。
鉄道やバスといった公共交通網がほとんど発達しておらず、あまり外にでたがらない県民性もあって「陸の孤島」と称されることも多い宮崎。
本州にお住いの方にとっては、あまり馴染みのない県かもしれませんが、実は海も山も楽しめて、美味しいものもたくさん!手前味噌ではありますが、なかなか素敵なところなのです。
今回は、宮崎に来たらぜひオススメのグルメと、これを見ずには帰れない!宮崎ならではの絶景を中心にご紹介したいと思います♪
ランチのオススメは「ラーメンマン!」
九州のラーメンといえば、福岡や熊本が真っ先に上がるかと思いますが、ここ宮崎にも独自のラーメン文化が根付いています。
宮崎で大人気のラーメン屋さん、それが「ラーメンマン(拉麺男)」。
ちょっと面白い店名ですが、至って真面目なラーメン屋さんです。食べログポイントは3.59で、宮崎市内のラーメン屋さんランキングで堂々の第一位!
大混雑でも意外と回転は早い
中に入ってみますと、狭い入口に人人人…
人気の高さを物語っていますね。私の後ろにもたくさん人がいましたので、全部で20人位でしょうか。
こんなに並んでいたら、順番が回ってくるのは一体いつになるんだろうと思うかもしれませんが、ラーメン屋さんなので意外と回転は早いです。
帳簿に名前を書いてしばし待機。15分位で席が空きました。お昼前後に品切れしていることもほとんどない(私は一度も当たったことがありません)ので、焦らず待ちましょう。
店内はビートルズだらけ
店内はこんな感じ。壁にはずらーっと有名人のサインが飾られています。反対側の壁にはビートルズのレコードジャケットがぎっしり。BGMもビートルズです。お店の方がファンなんでしょうね。私も大好きなので密かに嬉しい。
絶品!こってりとんこつラーメン
こちらの名物はとんこつラーメン。こってり好きを公言して憚らない、私好みの濃厚ラーメンです。
結構ガッツリ動物系の匂いが漂いますので、上品なとんこつラーメンがお好みでしたら、ここはちょっときついかな?年代問わず人気のお店ではありますけれども。
濃さはこってり/普通/あっさりから選ぶことが出来ます。こってりだと相当粘度の高いスープ。私でも「普通」で十分な濃厚加減です。
ラーメンの上にどっさり野菜が乗って食べごたえ満点!高菜と紅しょうが、ごまをふりかけていただきます。背脂や揚げニンニクは、申し出ればトッピングしてもらえます。
席での追加注文も可能
こちらのお店は事前に食券を購入するシステムではありますが、席にはメニューも置いてありますので、追加注文も可能です。
あんかけチャーハンや餃子も試してみたいとは思いつつ、麺の量が多い(他店の1.5倍は余裕である気がします)ので、いつもラーメンだけで精一杯…。次回はミニラーメンにしておかずも注文してみようかなあ。
ラーメンマンの豚骨には中毒性あり!
ラーメン屋さんは数あれど、ここほど中毒性のあるラーメンは他にありません。
特に思い出に残っているのが、妊娠中つわりで食べたいものがなかなか見つからない中、こちらのラーメンは驚くほどつるつるっと入って、早くも翌日また食べたくなったこと。いかにもつわりが悪化しそうなんですけど、全然そんなことはなく、ほんとおいしくておいしくて…東京に送ってもらったほどでした。
そうそう、こちらのラーメンは地方にも発送してもらえるんです。オンラインショップでチャーシューや餃子も取り扱っていますので、興味のある方はぜひ。お店の味と遜色ないですよ。
堀切峠は外せない絶景スポット
お腹がいっぱいになったら、宮崎をもっと楽しむために即移動です!
食後はゆっくりお昼寝でもしたいところですが、滞在時間には限りがありますし、こんなにいいお天気ですから家に閉じこもるのはもったいなく感じてしまいます。
市内から車で20分
ということで、続いてやってきたのは堀切峠です。宮崎が誇る雄大な海と南国らしい木々の組み合わせ、なかなか他では見られない、子供の頃からのお気に入りスポットです。
季節や時間帯によって様々な表情を見せてくれるので、何度来ても飽きることはありません。
眼下には、ここからもうちょっと北にある青島から約8kmに渡って続く波状の岩、鬼の洗濯板が。昔の人には、鬼が使うのにちょうどいいサイズの洗濯板に見えたのでしょうね。
潮が引けば、くぼみに隠れたカニや貝を取ったり、小さな魚を見つけたりと、磯遊びを楽しむこともできます。
珊瑚はいないため、沖縄の海ほどではありませんが、水は透き通ってブルーグリーンに輝いています。
堀切峠のさらに南には絶好の海水浴スポット「富土」が!
さらに南に下ると、とっても綺麗な海水浴場がいくつかあります。
中でも、富土(ふと)海水浴場は遠浅で子どもも安心、しかも真夏でも人が少なくて遊び放題!ここに一度行ったら、人でごった返した都会の海岸にはもう行けなくなります。
下の写真は、実際昨夏行った時に撮ったものです。夏休みまっただ中なのに、こんなふうに人が少なくてビックリ。この透明度も素晴らしいですよね。
こんなステキな海水浴場も、空港から車で30分以内で行けちゃいます。そこも宮崎のすごいところ!小さい子どもさん連れには特にオススメです。
道の駅フェニックスの名物はソフトクリーム
すぐそばにある「道の駅フェニックス」ではご当地ソフトクリームが大人気!
一番人気はやっぱりマンゴーでしょうか。その次は日向夏かな。変わったところでは明日葉、エビなんかもあります。興味はありますが、一人で食べきる自信はありません(笑)
列は途切れること無く続いていました。こんないいお天気の下で食べるソフトクリームは格別でしょうね!
ういろうといえば宮崎青島!
市内に帰る道すがらにも、ぜひゲットしたいご当地名物があります。
それが「宮崎ういろう」!
青島のメインストリートには、数百mに渡ってういろう屋さんが軒を連ねているのです。
関東近辺の方は、ういろうといえば名古屋だと思いますが、宮崎県民にとっては、ういろうは青島のものに他なりません。
名古屋の青柳総本家がういろうを発売した1879年より2年早く、旅館を営むサトさんという方がこの青島で売り始めたそうです(Wikipedia情報)。
京都や小田原ではさらに昔から食べられていたそうで、意外と奥が深い食べ物なんですね。
ちなみに、名古屋のものと比べると、宮崎のういろうはだいぶ柔らかいです。歯はいらないくらい。初めて名古屋ういろうを頂いた時には、プリップリしていたのでびっくりしました。
田村商店さんのいちごういろうがオススメ
私が購入するのは、「田村商店」さんの苺ういろうと決まってます。
他店ではいちごジャムを使用していてだいぶ甘めなのに対し、こちらでは冷凍ものを使っていてさっぱりしていると聞いてから、ずっと我家の定番です。
といっても、もう随分前の情報なので、今は違ったりするかもしれませんが(笑)でも、やっぱり他よりさっぱりしている気がします。
中はこんなふうに経木の包みが2つ入っています。
一つの包みに5本ずつういろうが鎮座ましましていました。
うっすらピンクが可愛らしいですね。苺はそんなに主張せず、ほんのりやさしい風味。20年以上経っても全く変わらない、懐かしい味わいです。
最近は真空パック入りのういろうを出しているお店もありますが、こちらは日持ちしませんので当地で味わうしかありません。青島に来る機会がありましたら、ぜひ試してみてくださいね!
他に黒糖、プレーン、抹茶などがありますよ。
次回は焼酎天国宮崎で行くならここ!絶対オススメの居酒屋さんをご紹介します♪
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